たん吸引が必要な状態になると、老人ホーム選びは一気に難易度が上がります。すべての施設が医療的ケアに対応しているわけではなく、入居後に「対応できない」と断られるケースも少なくありません。そのため、事前に制度や対応条件を正しく理解し、適切な老人ホームを選ぶことが重要です。本記事では、たん吸引に対応できる施設の特徴や注意点を分かりやすく解説します。
通常の老人ホームではたん吸引に対応してくれない?
多くの通常の老人ホームでは、たん吸引には対応していません。その理由は、たん吸引が医療行為に準じる「医療的ケア」に位置付けられているためです。医師や看護師以外がたん吸引を行う場合、一定の研修を修了した介護職員が在籍していること、さらに事業者として「喀痰吸引等事業者」の登録を行っていることが法律上必要とされています。これらの条件を満たしていない施設では、安全面や法令遵守の観点から、たん吸引を行うことができません。そのため、一般的な有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅では、対応不可とされることが多いのが実情です。
たん吸引が必要な入居者を受け入れられる老人ホームは?
たん吸引が必要な方を受け入れられる老人ホームとしては、医療体制が整った施設が中心となります。具体的には、介護付き有料老人ホームの中でも、研修を修了した介護職員が在籍し、事業者登録を行っている施設が該当します。また、住宅型有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅であっても、外部の訪問看護事業所と連携し、看護師によるたん吸引が提供できる場合は受け入れが可能です。さらに、夜間もたん吸引が必要なケースでは、看護師が24時間常駐している介護施設であることが必須条件となります。夜間対応ができない施設では、安全確保が難しいため、入居を断られる可能性が高くなります。
受け入れが難しい老人ホームは?
たん吸引が必要な場合、受け入れが難しい老人ホームも存在します。代表的なのが、医療的ケアへの対応体制が整っていない施設です。看護師の配置が日中のみであったり、医療行為を前提とした設備や人員が不足している場合、たん吸引への対応は困難になります。また、介護職員が研修を修了していない施設や、事業者登録を行っていない場合も同様です。これらの施設では、利用者の安全を確保できないという理由から、入居自体を断られることがあります。
たん吸引に対応できる大阪の老人ホームの費用相場
大阪府でたん吸引に対応している老人ホームの費用相場は、月額おおよそ12~13万円が目安とされています。医療体制が手厚く、看護師が24時間常駐している施設ほど費用は高くなる傾向があります。入居一時金の有無や医療サービスの内容によっても差が出るため、事前の確認が欠かせません。
たん吸引に対応している大阪の施設
東大阪市
スイートガーデン東大阪

https://sweetgarden.net/sweetgarden/higashiosaka
- 初期費用:敷金150,000円
- 月額費用:134,350円~
- 設備:ナースコール、洗⾯(温⽔)、トイレ(ウォシュレット付)、エアコン、照明、カーテン完備
大阪市
メディカルホームまどか鶴見徳庵

https://kaigo.benesse-style-care.co.jp/area_osaka/osaka/home_m-tsurumitokuan
- 初期費用:記載なし
- 月額費用:294,830円〜294,830円
- 設備:テレビ配線、トイレ、ナースコール、介護用電動ベッド、収納家具、洗面、電話配線、冷暖房設備、トイレ、リビングルーム兼食堂兼機能訓練室、健康管理室兼事務室、洗濯室、浴室
大東市
アーバニティ若水

https://www.wakamizu-kaigo.com/
- 初期費用:180万円プラン…180万円/年、入居一時金プラン…82歳以下は1,350~1,380万円・83歳以上は850~880万円
- 月額費用:261,200円
- 設備:3モーターベッド、収納家具、収納戸棚、洗面台、エアコン、照明器具、ナースコール、テレビ端子、電話端子
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